【10】負けた私に息子は言った 聖光学院高野球部監督・斎藤智也

2018/06/07 08:00

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監督としてだったが、高校3年間は寛生(前列)と英哉(後列右)の成長を後押しできた唯一の時間だった

 チームの絆の強さが聖光学院の底力になる。無用なひがみや、やっかみは絆を損なう。息子たちが聖光学院に入学するのは避けたかった。  《長男の寛生さん(26)は2007(平成19)年、次男の英哉さん(25)は08年に聖光学院に入学。ともに3年時に甲子園に出場し優勝経験校と対戦した。寛生さんはPL学園(大阪)に惜敗。英哉さんは広陵(広島)、履正社(大阪)を連破し8強に入った》  寛生の進路が定まって...

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