社名 | 福島民友新聞社 |
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創立 | 1895(明治28)年5月20日 |
代表取締役社長 | 野崎広一郎 |
資本金 | 1億円 |
本社所在地 | 〒960-8648
福島市柳町4-29 |
電話 | TEL
(024)523-1191(代表) FAX (024)523-2605 |
従業員 | 242人(2024年4月現在) |
本社社屋 | 鉄筋コンクリート地下1階、地上6階 |
機構 | 経営企画室、論説委員会
総務局(総務部、人事労務部、財務経理部) 編集局(編成部・デザインラボ、報道部・写真映像課、文化生活部・生活出版課、校閲部) 制作局(システム制作部、工程管理部、デジタルメディア室) 営業局(営業部、事業部、営業管理部、企画推進部)、 販売局(販売部、読者センター)、13支社、13支局 |
「県民の友でありたい」
福島民友新聞は1895(明治28)年5月20日、福島市で創刊されました。 創刊の中心になったのは、自由民権運動の指導者として活躍していた河野広中(こうの・ひろなか)でした。 自由の心を伝えていく「県民の友」でありたい、との願いが「民友」の2文字には込められています。 創刊以来、県民とともにふる里を見つめ続けて一世紀余り、2020(令和2)年には創刊125周年を迎えました。福島民友新聞は今も、「県民の友」として創刊の心を脈々と伝えています。
明治15年
自由民権運動の指導者・河野広中らが「自由は人の天性なり。自由を守るは人の道なり」と宣言して福島自由新聞を発刊。しかし、官憲の弾圧を受けて、わずか7号で廃刊に追い込まれました。
河野 広中
1849年(嘉永2年)~ 1923年(大正12年)。福島県三春町生まれ。福島県の生んだ代表的政治家で、自由民権運動の先駆的指導者として活躍。その後、衆院議長などを務めた。
明治28年
福島民友新聞の前身となる「福島実業新聞」が5月20日創刊。その後、東北実業新聞、福島日報、岩磐新聞、東北民の題字に改題しながら号数を引き継ぎ、福島民友新聞につながっていきます。
明治32年
初めて福島民友新聞の題字で発刊。「福島実業新聞」からの号数を引き継いでいることから、明治28年5月20日をもって福島民友新聞の創刊としています。
ちなみに、福島民友新聞の題字で発行された11月25日付けの本紙発行所感は、「吾等は自由を愛す、天賦の権利を愛す、人類の本能を愛する也」とうたっています。
大正元年
本紙5000号に到達、記念号32ページを発行。
明治から大正へ、福島民友新聞は県民の圧倒的な支持を受けて歩みました。
大正11年
夕刊発行を開始(4ページ構成)。
昭和 2年
本紙1万号。
昭和16年
日本は急速に軍国化の道を進むようになります。福島民友新聞はこれにも反対の論陣を張りましたが、報道統制の一県一紙政策で、昭和16年元日号を出したまま休刊に追い込まれました。 <休刊>
昭和21年
福島民友新聞が復刊したのは、2月20日。「われらは言論の中央集権を排撃し、言論の地方分権を主張する。われらはあくまで地方新聞の特色を生かし、200万県民の文化水準の向上と生活の改善に努め、郷土新聞としての使命達成を誓う」と宣言しての復刊でした。
昭和23年
読売新聞社と提携。自社印刷工場を建設。
昭和34年
本紙2万号。
昭和40年
創刊70周年。「福島博覧会」を開催。
昭和46年
福島市中町に5階建て新社屋完成。
昭和57年
鉛の活字を使わない電算写植に移行する。
昭和60年
創刊90周年。
「ウソほんと?言い伝えのクリニック」でアップジョン賞特別賞を受賞。翌年「がんとの闘い」でもアップジョン賞を連続受賞。
昭和61年
福島市柳町に6階建ての新社屋完成。
コンピューターを使用した編集システム、ハイテク輪転機を駆使した新聞づくりを始める。カラー印刷を開始する。
昭和62年
本紙3万号。
平成 2年
創刊95周年。「みんゆう県民大賞」を創設。
平成 7年
創刊100周年。
高速度オフセット、カラートップ輪転機を導入し、最大32ページ・カラー12個面の紙面に。また、財団法人福島民友愛の事業団を設立する。
平成 9年
「福島民友」の題字を横組み、カラーにする。
平成13年
本紙3万5千号。
民友環境基金・みんゆう環境賞を創設する。「シリーズいのちの輪」でファルマシア(旧アップジョン)医学記事賞を受賞。
民友の誓い
福島民友新聞は
公正で品格ある報道、自由で責任ある言論により読者の信頼にこたえる。
人間尊重を第一に、正確な情報を迅速に分かりやすく伝える。
県民の友として生活・文化の向上を追求する。
(平成13年1月制定)
平成16年
最新鋭の超高速輪転機を備えた郡山新工場で印刷開始。最大40ページ・カラー16個面の新聞印刷が可能に。「食ふくしま新ふーど記」で農業ジャーナリスト賞。
平成17年
創刊110周年。「医者が足りない!」でファイザー医学記事賞。
平成18年
「ふくしま虫の目探検」で東北写真記者協会賞。
平成19年
「福島遺産・百選」を県民・読者と選定。
平成21年
「地球に優しく、子どもたちに愛を。ふくしまエコキャップ運動」を開始。「ふくしま里山物語」で東北写真記者協会賞を受賞。
平成27年
創刊120周年
平成28年
昭和21年の復刊から70周年。 連載記事「復興の道標~ふくしまの今を問う」で復興支援坂田ジャーナリズム賞。
令和2年
創刊125周年