【9】人格改革、手を抜けない 聖光学院高野球部監督・斎藤智也

2018/06/06 08:30

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選手は「不動心」の旗印の下、練習に励む。土台となる人格を育むためにミーティングが欠かせない

 性格は変わらないというが、人格は変えることができる。それができなければ、高校野球は野球の上手な選手がいるチームが勝って、下手な選手がいれば負けるだけということになる。「自分の常識をひっくり返す」ぐらい壮絶に、心技体を鍛え抜く選手を育てなければならない。 そのために大切にしているのが練習後のミーティングだ。「人格形成」を主眼に置いて、みっちり1時間、寺子屋みたいな道徳教育を行う。 思想家の安岡正篤...

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