「ベトナムに平和を! 市民連合」(ベ平連)の活動に参加した作家で評論家の小中陽太郎(こなか・ようたろう)さんが3日午前11時21分、老衰のため東京都目黒区の自宅で死去した。90歳。神戸市出身。葬儀は6日午後1時半から東京都目黒区目黒3の4の5、日本基督教団中目黒教会で。喪主は妻はるみさん。
東京大卒。NHKでバラエティー番組やドラマの制作に携わった。退局後、作家の小田実さんらとベ平連の活動を行った。国際問題や教育問題に関して執筆した他、日本ペンクラブ専務理事も務めた。著書に「私のなかのベトナム戦争」「市民たちの青春」、小説「翔べよ源内」など。