動画配信大手ネットフリックスで日本のコンテンツ制作のトップを務める坂本和隆バイスプレジデントが4日までに共同通信などの取材に応じ、国内の会員数が2024年上半期で1千万世帯を突破したと明らかにした。20年からの4年で倍増し、視聴者数は2千万人に上るとみている。
ネットフリックスは日本でのサービス開始から来年で10年。専用スタジオの整備や組織の拡充によって制作力を強化してきた。今年はドラマ「地面師たち」や、映画「シティーハンター」などのヒット作もあった。
坂本氏は「見たことのない物語」にこだわったコンテンツ作りが「国内外での高い評価につながった」と話す。