飲食店検索サイトを運営する「ぐるなび」は3日、2024年の世相を最も反映した「今年の一皿」に「うなぎ」を選び、発表会を開いた。
天然ウナギの漁獲量が減少する中、卵から育てた成魚から人工授精で次の世代を生み出す完全養殖の研究が進んでいる他、加工技術の変化などで土用の丑の日や祝いの席だけでなく、おにぎりにかば焼きを使うなど気軽に味わえる機会が増えたこと、訪日客にも人気を集めていることが選定理由に挙げられた。
ぐるなびの担当者は「天然ウナギという資源の大切さを知ってもらいながら、日常的にさまざまな形で食べてほしい」と話した。