2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)が、来場者の大型荷物を預かる場合、1個1万円とする方向で調整していることが分かった。関係者が4日、明らかにした。会場入り口付近で200個に限り預かる。場内への持ち込みは禁止で、スーツケースを携えての来場を抑止するため高額に設定する。
万博協会は大型荷物を持った乗客で電車やバスが混雑しないよう、大阪市の鉄道駅にあるコインロッカーや、ホテルの預かりサービスを利用するよう推奨。加えて市内のJR桜島、弁天町両駅に、1個千円で計6100個分を受け入れる預かり所を整備する。両駅から大阪市域にも1個1500円で配送する。