京都五花街の芸妓と舞妓約70人による合同公演「都の賑い」のリハーサル「総ざらえ」が28日、京都市東山区の南座で行われた。色鮮やかな衣装の芸舞妓が師匠の指導を受け、華やかに舞った。公演は29、30日に南座で開催される。
この日は上七軒、先斗町、祇園甲部、宮川町、祇園東の五花街がそれぞれ演目を披露。合同演目「京小唄」では、柳をあしらった花かんざしを付けた舞妓20人が立ち位置や振り付け、お辞儀のタイミングを入念に確かめていた。
初めて「都の賑い」に参加する宮川町の舞妓ふく侑さんは取材に「とても緊張しますが、一生懸命踊りたい。おたの申します」と話した。