13日午前の東京株式市場は、半導体関連株を中心に買い注文が先行した後、当面の利益を確保したい投資家の売り注文が優勢となった。日経平均株価(225種)は一時上げ幅が300円を超え、節目の3万9000円台を回復したが、午前の取引終了前に下落に転じた。
午前終値は前日終値比45円35銭安の3万8831円36銭。東証株価指数(TOPIX)は17・71ポイント安の2738・73。
12日の米国市場では、利下げ早期化への期待からハイテク株主体のナスダック総合指数と、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数が終値の最高値を更新した。この流れを引き継ぎ、東京市場も朝方は堅調に推移した。