ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、映画「ジョーズ」を題材とするアトラクションで運航するボートの燃料を、廃棄する食用油から作ったバイオディーゼル燃料(BDF)を混合した軽油に切り替えた。園内のレストランで使用したポテトの揚げ油などを活用し、脱炭素化を推進する。廃食用油の活用はUSJでは初めてという。
11月22日からジョーズで運航する全8隻に、バイオ燃料を5%混合した軽油を導入した。園内のレストラン28施設で使う食用油は年間189トン。不純物を取り除き、一部を洗剤としてリサイクルした後、残りの80%をバイオ燃料に活用する。