東京商工リサーチ郡山支店が3日発表した11月の県内企業倒産状況(負債額1000万円以上)によると、倒産件数は12件(前年同期比6件増)で、11月単月では東日本大震災後最多となった。
負債総額も15億600万円(前年同期比7億7300万円増)と大幅に増加した。郡山支店は「新型コロナウイルス禍で生じた過剰債務を解消できない企業は多い。業績不振企業の息切れなどで倒産は増勢をたどる可能性が高い」としている。
産業別の倒産件数はサービス業他が最多の5件で、運輸業、情報通信業が各2件と続いた。新型コロナ関連倒産が4件発生した。