1世紀ぶり3度目となるパリ五輪の日本選手団の選手数が、海外開催の夏季五輪では2008年北京大会の339人を上回り、史上最多となることが確実になった。25日、日本オリンピック委員会(JOC)関係者が明らかにした。パリ大会は26日で開幕まで1カ月。団体球技の躍進が選手数を押し上げ、獲得した出場枠は既に約350人分に達した。陸上などで上積みが見込まれ、最終的には400人前後の選手が出場する見通しだ。
日本選手団の尾県貢団長は共同通信のインタビューで金メダル数の目標に関し、海外の五輪で最多だった04年アテネ大会の16個を「超えないといけないという使命感はある」と言及した。