キャラクター・マトリクス

2024/06/20 03:54

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株式会社リクルートホールディングス

株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するBUGでは、アーティストのたかくらかずきと共同で、キャラクターをテーマにしたグループ展「キャラクター・マトリクス」を開催します。たかくらは、BUG Art Awardの前進であるコンペティション「1_WALL」にて、2012年にファイナリストへ選出されました。また2023年から始まったBUG Art Awardでは審査員を務めるなど、かねてより弊社との関係が深いアーティストであり、これまでもBUGやBUG Art Awardの運営方針について応酬を交わしてきました。今回は展覧会を通じて、BUGが謳う「この世界に必要な違和感」や「無数のハプニング」と出会える場をつくりあげようと試みます。
本展では、青山夢、影山紗和子、九鬼知也、たかくらかずき、谷村メイチンロマーナ、平山匠の6名が、それぞれのオリジナルキャラクターをモチーフとした新作を発表します。会場には足場やスロープが設けられ、来場者は目線の高さを変えたり、動き回ったりすることで、さまざまな作品を発見することになるでしょう。6名の作品がシームレスに展示される空間を、散策するようにお楽しみください。


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たかくらかずきコメント
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国内の現代美術シーンにおいてキャラクター表現といえば「美少女アニメ風キャラクター」が主流ですが、今回はそこから外れてきた存在である“アニメ/オタクカルチャー以外のキャラクター表現”を取り扱います。アニメにおけるキャラクターが物語と密接に語られてきたことに対し、ゲームにおけるキャラクターは、物語と切り離しても「プレイヤーの依代」として存在可能です。つまり、それらは人間の容姿である必要もなければ、人間的なドラマも必要ありません。これらは、儀式的な展開を繰り返す特撮作品をはじめ、文具などの商品化を前提としたキャラクターや、さらに遡ると妖怪や神仏などのバリエーションとも共通します。

今回参加する6名のアーティストは、主に平成以降のゲームや特撮、カートゥーンなど「依代的キャラクター」の影響を受け、作品を制作しています。オタクカルチャーと00年代以降の日本現代美術の強固な相互補完関係から抜け落ちてきた、妖怪や精霊信仰、多神教的世界観とも共通する「キャラクターバリエーション」の世界を、並列的な生態系の曼荼羅「キャラクター・マトリクス」として再考します。
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アーティスト紹介
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たかくらかずき/Kazuki TAKAKURA


1987年、山梨県出身。東京造形大学大学院修士課程修了。ビデオゲームやピクセルアート、VR、NFT、AIなどのデジタル表現を使用し、仏教などの東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求、キャラクターバリエーションの美学をテーマに作品を制作している。作品は山梨県立美術館や足利市立美術館、メキシコ、ボストン、韓国、ニューヨークなどで展示。京都芸術大学非常勤講師。
https://takakurakazuki.com/

主な展覧会:
2024年 「新たな美術の世界をひらく 足利リアルアート体験-小松美羽、石黒昭、たかくらかずき-」足利市立美術館、栃木
2023年 LABONCHI01. たかくらかずき「メカリアル」山梨県立美術館/山梨県立美術館メタバース、山梨
2023年 「アートは魔術 / 土⾊豚 選抜展その2 Art is Magic」日本橋アナーキー文化センター、東京

受賞歴:
2012年 第7回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト
2021年 ARTIST FAIR KYOTO 2021 優秀賞(椿昇賞)

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青山夢/Yume AOYAMA

1997年、茨城県出身。東北芸術工科大学大学院修士課程芸術文専攻絵画領域修了。現代生活を神話学的思考で捉え、治癒と破壊を繰り返す人間と自然の共生について研究中。災いが起きても、境界なく入り混じる獣に興味を持つ。幼少期に影響を受けたウルトラ怪獣と神話に共通項を見出し、廃棄手前のさまざまな獣の皮膚や毛を素材に作品を制作している。https://www.instagram.com/aoyama_yume/

主な展覧会:
2024年 青山夢個展「見えない怪獣」アートフロントギャラリー、東京
2024年 「ART SG 2024」マリーナベイ・サンズ エキスポ&コンベンションセンター、シンガポール
2023年 青山夢個展「-獣を縫う-」新宿 高島屋、東京

受賞歴:
2020年 アートアワードトーキョー丸の内2020 丸の内賞/行幸地下ギャラリー(東京)
2022年 第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)

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影山紗和子/Sawako KAGEYAMA

自由気ままを愛するキャラクター達をいっぱい描いています!
動物や食べ物モチーフの絵が多いです。
https://www.sawakokageyama.com/

主な展覧会:
2023年 「POST IMAGE2」ASTER、金沢
2023年 「PARALLEL」ondo GALLERY、東京
2017年 第15回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展「バクルームは地下」ガーディアン・ガーデン、東京

受賞歴:
2019年 第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭ミュージックアニメーションコンペディションノミネート
2018年 第72回毎日映画コンクールアニメーション部門ノミネート
2018年 GLAS Animation Festival International Showcase選出
2016年 第15回グラフィック「1_WALL」グランプリ

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九鬼知也/Tomoya KUKI

1991年、和歌山県出身。幼少期にいっしょに遊んだフィギアやぬいぐるみ、テレビゲーム、見ていたアニメのおもちゃ、何かわからないけどグッとくるもの。その雰囲気、やわらかさ、表情から陶器のフィギア、絵画などを制作。
https://www.instagram.com/kuki_tomoya/

主な展覧会:
2022年 「セラミックマウンテン」kumagusuku、京都
2020年 個展「DEATH DREAM」VOU、京都
2016年 個展「i museum」VOU、京都

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谷村メイチンロマーナ/Romana Machin TANIMURA

1998年、東京都出身。東北芸術工科大学修士課程芸術学部複合芸術領域修了。鉛筆やボールペン、クレヨン、Apple Pencil。それらがなくても、指さえあれば、どこにでもモンスターを描いてきた私は、自称、「ソフビやカートゥーンのカッコよさに魅了されたクレイジー・クリエーター」。私と家臣のモンスターたちが戦いを繰り広げている相手は、どこにでもあるようなちっちゃな悪。そういう悪が積み重なってきている今だからこそ、一応、世界を救うような気持ちで、モンスターを日夜、生み出しています。
https://www.romana-alien.com/

主な展覧会:
2024年 「ONE ART TAIPEI 2024」HOTEL METROPOLITAN PREMIER TAIPEI、台湾
2024年 「SATURDAY NIGHT ONCE MORE」WALL_alternative、東京
2022年 個展「ROMANA TOY STORE」アーツ千代田内myheirloom、東京

受賞歴:
2021年 東北芸術工科大学 2020年度卒業/修了研究・制作展 洋画コース最優秀賞
2021年 「アートアワードトーキョー丸の内2021」 審査員 後藤繁雄賞

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平山匠/Takumi HIRAYAMA

1994年、東京都出身。東京造形大学彫刻専攻卒業。東京藝術大学大学院美術教育研究室修了。粘土のオブジェやインスタレーションを主に制作。ものをつくること、そこに他人が関わること、そしてその場に生じる言語領域からはみ出したコミュニケーションを大切にしている。2021年より「アトリエ・サロン-コウシンキョク(交新局)」を品川の下町で運営中。
http://takumi-hirayama.site/

主な展覧会:
2024年 「Sapporo Parallel Museum」札幌駅前通地下歩行空間、北海道
2023年 個展「Eye-Cloud-I」Pacifica Collectives、東京
2022年 「越後妻有 大地の芸術祭 2022」越後妻有里山現代美術館MonET、新潟

受賞歴:
2020年 新芸術校5期首席金賞
2020年 第三回いりやKOUBO 入選

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展覧会概要
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<タイトル> キャラクター・マトリクス
<参加アーティスト> 青山夢、影山紗和子、九鬼知也、たかくらかずき、谷村メイチンロマーナ、平山匠
<会期> 会期:2024年8月30日(金)- 9月16日(月・祝) 11:00 - 19:00
火曜休館、入場無料
<主催> BUG


BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通アクセス
JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
※BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。

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【本件に関するお問い合わせ先】
https://recruit-holdings.co.jp/support/form/
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