ファミリーマート&むすびえ「2024年度 こども食堂スタート応援助成プログラム」公募のお知らせ

2024/06/18 13:38

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こども食堂を新たに立ち上げるための費用を助成します

こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現を目指して活動する「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)」(事業所:東京都渋谷区、理事長:湯浅誠)は、「株式会社ファミリーマート(以下、ファミリーマート)」(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)と協働で、ファミリーマート&むすびえ「2024年度こども食堂スタート応援助成プログラム」を2023年度に引き続き、2024年度も実施いたします。



「こども食堂スタート応援助成プログラム」は、ファミリーマートの店頭募金「ファミリーマート夢の掛け橋募金」をお預かりして、こども食堂を新たに立ち上げる際に必要な費用を助成するプログラムです。

こども食堂は、47都道府県に広がり9,132箇所(2023年度の箇所数:むすびえ、および地域ネットワーク団体調べ)まで増加し、自発的で多様な市民活動として全国で広がりを見せています。しかし、歩いていけるエリアにまだこども食堂が一つもない地域も多くあります。
むすびえでは、望めば誰でもこども食堂にアクセスできる環境を目指し、子どもが一人でも歩いて行ける距離の目安として、各小学校区に一つ以上のこども食堂がある状態を当面の目標とし、支援を続けています。
本プログラムは、その一助になればと願い実施するものです。

2023年度に実施した際には43都道府県から246件もの応募があり、234箇所のこども食堂が立ち上がる見込みです。
プログラムが進む中で、こども食堂の誕生が地域をつなぎ、そこに希望が生まれていくエピソードをたくさん伺うことができました。その一助になれたことを大変嬉しく思っています。

なお、皆さんに安心してこども食堂の立ち上げに取り組んでいただけるよう、オンラインでの「こども食堂立ち上げ勉強会」も同時に実施いたします。

また、ファミリーマート&むすびえの協働事業として、昨年度に引き続き、こども食堂の活動継続を応援する助成プログラムも実施予定です。
【株式会社ファミリーマートからメッセージ】
ファミリーマートでは、店舗のイートインスペースを活用した「ファミマこども食堂」の開催などを通じて「未来を担うこども達」の応援に取り組んでいます。
2023年よりお客様からの思いのつまった店頭募金を活用してむすびえと協働で、「こども食堂」の運営を応援する助成プログラム「こども食堂スタート応援助成プログラム」をスタートし初年度は234団体の皆さまにご活用いただきました。
これからもお客様からの思いのつまった店頭募金を活用して「こども食堂」を応援していきたいと思っています。

◯2024年度こども食堂スタート応援助成プログラム 内容
<助成金額・採択団体数>
助成金額:80,000円 /1団体
採択団体数:500団体(上限)※採択団体数は多少変動する場合がございます。

<助成対象期間>
2024年7月16日(火)~2024年12月31日(火)
・上記の対象期間中において「1回目のこども食堂」を開催する場合に限ります。

<助成対象団体>  
・日本国内において、これからこども食堂を開設する団体(法人格の有無は問わない)
・団体名義の口座をすでに持っている、または開設する団体 

※これまでこども食堂が存在しなかった地域での立ち上げを計画されている団体については、優先的に助成対象とさせていただく場合があります。

<申請受付期間>
2024年7月16日(火)11:00~2024年11月15日(金)15:00 まで (期日厳守)

<本助成プログラムに関するオンライン説明会>
本助成プログラムの趣旨、応募書類の書き方、助成プログラム実施の際の注意点、選考基準などをお伝えする説明会をオンラインで開催します。
オンライン説明会や応募方法についての詳細・お申し込みは、こちらの公募要項からご確認ください。
URL:https://musubie.org/news/9506/
「2023年度こども食堂スタート応援助成プログラム」採択団体の声
2023年度に実施した「こども食堂スタート応援助成プログラム」の助成を受けた団体に、「初めてこども食堂を開催したときの様子」や、「実際に開催してみた感想」を聞かせていただきました。
- 開催に当たり早速地域のお母さんがボランティアを申し出てくれました。こども食堂を始めたことで小学校や町会などとの交流ができ、親睦が深まってきています。(大阪・勝山こども食堂)
参加当初は緊張気味だったお子さんも終了する頃には随分と打ち解けており、「次も来る!」と言ってくれました。知り合いに声をかけて運営をしていましたが、一般の方から「スタッフとして参加したい」とお申し出があったことも感無量です。教育大学の学生ボランティアや養護学校の先生、社協職員等、幅広い年代が集まるようになり、地域に少しずつ広がっていく過程を感じることができています。(北海道・永山ホビーキッチン)
みんな揃って「いただきます」の声が響き、おかわりの声もたくさん聞こえ、あっという間に一回目の開催を終えました。子どもたちのアンケートの中にも「(他の人に)秘密にしたいくらい楽しかった」という意見があったりと、やりがいを感じられました。多くの方々の力をお借りし、心を一つにしてこども食堂を開くことができたと感謝の気持ちでいっぱいです。(岩手・平田いきいきサークル)
学校と家庭以外に子どもが集まれる場が無いことに課題を感じ、「こども食堂をやりたい」と決意してから2年、ついにこども食堂を始めることができました。仕事もしながら、時間をかけて準備を進めたことで、ご縁や繋がりをいただきました。そのおかげで実現できたここが、「恩送り」の場になるよう大切にしていきたいです。(新潟・清里いばしょスペースCha-ya)

(2023年こども食堂スタート応援助成プログラム採択団体の開催の様子)





多くの素敵な開催報告をいただきました。
今年度もさらにたくさんの地域にこども食堂が新たに生まれるきっかけの一つになれば幸いです。
ファミリーマートは、これまで「ファミマこども食堂」(2019年4月から全国の店舗で取り組みを開始。1年間で約360回、延べ約4,100人が参加)の開催、国内最大規模のネットワークで47都道府県で取り組む「ファミマフードドライブ」(実施店舗数は、2024年6月3日時点で現在全国3,504店舗、協力パートナーは505団体)を通じ、地域交流及び地域内における支え合いの取り組みを推進してきました。

また、むすびえとファミリーマートは協働で「ファミリーマートむすぶ、つながるこども食堂応援プロジェクト」を立ち上げ、コロナ禍の中でもこども食堂の運営が継続し、拡大することを毎シーズン応援する春夏秋冬助成プログラムを継続実施し、のべ2,951団体に助成してきました。
こども食堂スタート応援助成プログラムは、これまでの助成プログラムに加えて、新たに立ち上がるこども食堂を応援する助成プログラムをお届けするものです。

報道機関各社様におかれましては、是非本助成プログラムについてご取材いただき、こども食堂に関心をお持ちの市民の皆様を始め、地域内外へ広く周知できますよう、ご協力をお願い申し上げます。
【こども食堂とは】
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。各地で自発的に営まれ、子どもから高齢者までが集うこども食堂は「多世代交流拠点」として地域活性化や貧困対策、高齢者の健康増進などにも貢献しており、制度の裏付けはないが、箇所数は9,132(2024年2月発表。むすびえ、及び地域ネットワーク団体調べ)が確認されている。(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は約4,000か所。)
「こども食堂が大事にしていること/これからも大事にしていきたいこと」https://musubie.org/precious/

【認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
代表者 : 理事長 湯浅 誠
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
設立 : 2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得)
むすびえは、ビジョンである「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」を実現するために、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。
具体的には、こども食堂の実態を明らかにし普及・啓発する調査研究、各地域のこども食堂ネットワークを支援する地域ネットワーク支援事業、企業・団体とこども食堂支援を行う企業・団体との連携事業を行っています。


<お問い合わせ>
Email:[email protected]
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
「ファミリーマート&むすびえこども食堂助成」  担当:渋谷、末岡、石山、小松
件名に「2024年度こども食堂スタート応援助成プログラムについて」と記載してください。
- むすびえ代表電話での問い合わせは受け付けておりません。必ず上記アドレスへのご連絡をお願いいたします。
- 株式会社ファミリーマートやコンビニ店頭へのお問い合わせはご遠慮ください。



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