山本舞香、佐藤二朗とのシーンで号泣「こういう感情になるんだ」

2024/12/03 17:27

  • エンタメ総合
佐藤二朗とのシーン号泣したことを明かした山本舞香(C)ORICON NewS inc.

 俳優の山本舞香(27)が主演の中京テレビ開局55周年記念ドラマ『令和の三英傑!』(12月11日・18日 後11:59~)の放送に先立って3日、都内で開かれた「放送直前イベント」に登場した。

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 撮影で大変だったシーンを聞かれた山本は「大変かなって思ってたのは、佐藤二朗さんと真面目なシーンがあって、“絶対笑ってしまう”と思ったんですよ」と話した。「でも、私は藤吉(岡山天音/30)と結婚したいとお父さんに言うシーンで、とんでもない空気感というか、佐藤二朗さんのセリフの言い方もそうだし、すべてが“こういうお芝居もされる方なんだ”って、そのお芝居でぐっときて涙が出そうになった。こういうシーンになるんだって」と驚いたことを振り返った。

 堤幸彦監督(69)はその話に「そうそう、そうそう」と頷き、「狙ってましたよ」と話した。「あの人もともと、怖い芝居をする人なんで。彼が自分でプロデュースして監督している作品はもっと怖いですよ。目の奥に何か黒いものが光ってる感じ。あの向かい合ってる時も、許せないぞっていうすごい強いものがある。それは最初からできるなって思って」と佐藤の演技を絶賛した。

 山本も「お父さんが出してくる怖い感情と、心配っていう感情のどっちも見えて、自分の藤吉に対する思いと、どうしていいか不安がってる気持ちが、“ぶあっ”て出て…。私が撮ってから、二朗さんだったんですけど、その時には“ぶわあ”って涙が出ちゃって。先に撮ってもらってよかったって。あのシーンはびっくりしました。こういう感情になるんだ」としみじみ語っていた。

 今作は愛知・名古屋市出身の堤監督が原案と演出を手掛け、戦国時代に多くの名将を輩出し、また多くの企業の創業の地でもある、愛知・名古屋愛を前面に押し出した突飛なキャラクターが大集合する、ハイパーコメディドラマ。

 愛知県出身の三人の武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康。その三英傑の末裔(!?)のプライドは脈々と受け継がれていた。 老舗の洋食屋「キッチンKnob」の店主、織田信郎(佐藤)は看板メニューの赤味噌ハムカツ定食に並々ならぬ自信を持つ。しかし、一人娘のよし乃(山本)は客離れが進む旧態依然のやり方に疑問をおぼえ、若者向けの新規メニューを提案し、父親と対立していた。信郎が、よし乃を早く婿入りさせて秘伝のタレを伝授することばかり考えている一方で、よし乃もまた結婚を焦っていた。

 ある日、弓道の腕前を買われたよし乃が、演劇の稽古に参加し弓を指導することに。そこで学生時代から演劇にのめりこみ、大ホールを満杯にすることを夢見ているトヨトミー製作所の一人息子、木下藤吉(岡山)と出会う。初めて触れる演劇に興味を持ち始めたよし乃。 岡崎にあるグランドホテル大権現のオーナーであり、その美貌でインフルエンサーとしても影響力を持つ、徳川春日(平野綾)が、なにやら不穏な動きをみせていた。

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