オク・テギョン、日本映画初出演で木村拓哉と初共演 映画『グランメゾン・パリ』3言語を操り三つ星を目指す

2024/06/18 08:00

  • 映画
オク・テギョンが日本映画初出演、『グランメゾン・パリ』(2024年冬公開) (C)2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会

 K-POPアイドルの2PMのメンバーとしてデビューし、ドラマ『ヴィンチェンツォ』(2021年)での悪役が世界中で話題になった韓国を代表するトップスター、オク・テギョンが、日本映画に初出演する。木村拓哉主演の映画『グランメゾン・パリ』(2024年冬公開)で、三つ星を目指すパティシエを演じる。日韓トップスター同士の初共演が実現した。

【画像】映画『グランメゾン・パリ』に出演するドラマキャスト

 2019年にTBSの日曜劇場枠で放送されたドラマ『グランメゾン東京』を映画化。木村演じる、料理に人生をかけるフランス料理のシェフ・尾花夏樹は、己の慢心が招いた重大事件によって、パリで二つ星を獲得した店と仲間をすべて失ってしまう。

 どん底まで転落した尾花が、鈴木京香演じる女性シェフ・早見倫子と出会い、もう一度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描いたドラマは、放送時から大きな話題を呼び、続編を望む声が多く寄せられていた。

 そして、今年に入りグランメゾン・プロジェクトが始動。レストラン「グランメゾン東京」が三つ星を獲得した後を描くスペシャルドラマの放送と、フランス・パリを舞台に三つ星に挑む、映画『グランメゾン・パリ』の公開が決定した。

 木村、鈴木、沢村一樹、及川光博、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、冨永愛といった連続ドラマから出演しているキャストの続投も発表されている中、木村・鈴木とともにグランメゾン・パリで三つ星を目指す仲間として、テギョンの出演が発表された。

 テギョンが演じるのは、グランメゾン・パリでデザートを担当するパティシエ、リック・ユアン。パリで自分の店を持てるほどの腕を持つ韓国系カナダ人で、尾花が引き抜いた。料理に対する情熱さゆえに木村演じる尾花と衝突することも。母国語の韓国語に加えて、日本語とフランス語の3言語を話す難しい役どころに挑戦した。

■オク・テギョンのコメント(全文)

 撮影が終わって寂しいですが、日本とパリでたくさんの思い出を作ることができて嬉しかったです。始まる前は長い撮影期間になるかと思っていましたが、終わってみると短かったなと思います。

 パリではゆっくり過ごす時間もあり、共演者の方と食事に出かけるなど、楽しい時間を過ごすことができました。モンマルトルやエッフェル塔など、パリを歩いて回っていると、共演者やスタッフの方達が働いている中、僕はこんなにもパリを満喫していて大丈夫なのか?と不安にもなりましたが笑、とても幸せでした!

 今回の映画で料理監修をしてくださった小林圭さんのお店にも行きましたが、本当に驚くほどおいしかったです。映画の中でもサーブするシーンがありますが、実際に目の前で見ることができうれしかったです。

 いろんな国から集まった俳優・スタッフと一緒に作品を作っていく中で、夢を目指すことは国を超えても同じことだなと感じました。同じ目的に向かって共に目指すことを、この作品のストーリーでも表現できたと思います。

 皆さんにも、キャラクターたちの夢を目指す姿を観て、漫画みたいな「目指せばできる!」という勇気を受け取っていただけたら良いなと思います。

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