パソナグループは5日、2025年大阪・関西万博のパビリオンで、遠隔操作による未来の手術室の展示を行うと発表した。医療機器製造の朝日インテック(愛知県瀬戸市)と共同で、最新の医療技術を体験できるブースを設ける。
展示は「パソナ ネーチャーバース」のパビリオン内で行う。朝日インテックが将来的な実用化を目指す、体内の血管やカテーテルを3D映像で表示する技術や、ロボットを使った遠隔手術の内容を展示。実際のカテーテル手術の操作も体験できる。
東京都内で記者会見した朝日インテックの宮田憲次社長は「展示を通じて未来の医療は何かを考え、次の発想を得るきっかけにしていきたい」と話した。