【バンコク共同】タイのペートンタン首相は4日、南米パラグアイで開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審査で自国の名物料理「トムヤムクン」が無形文化遺産に新規登録されたことを受け「タイで世代を超えて受け継がれ、世界的に有名になった料理だ」と歓迎するコメントを発表した。
トムヤムクンはタイ語で「煮る・混ぜる・エビ」の意味で、唐辛子の辛みや爽やかなレモングラスの香り、エビのうまみなどが重なる独特の味わいが特徴。無形文化遺産への登録はタイが重視する観光促進にも追い風になる。
日本でもトムヤムクンはタイ料理の定番メニューとして知られる。