【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は4日、ロシアのウクライナ侵攻を支援する北朝鮮に「(ロシアから)核・ミサイル技術が流れている」との認識を示し、日本や米国の脅威になると述べた。ブリュッセルでの記者会見で語った。
これまでは、ロシアが軍事協力の見返りに核・ミサイル技術を北朝鮮に提供する可能性を指摘してきたが、技術が北朝鮮に流出していると明言した格好だ。ルッテ氏は「われわれが情報機関から得ている情報に立ち入るつもりはないが、こうした発言をするだけの理由はある」と強調した。