日本陸連は4日、今夏のパリ五輪を初制覇した女子やり投げの北口榛花(JAL)が年間最優秀選手に選ばれたと発表した。昨年に続く2度目で、2年連続の受賞は女子では初めて。北口は世界最高峰のダイヤモンドリーグの上位者で争うファイナルも2連覇した。
優秀選手賞はパリ五輪男子110メートル障害5位の村竹ラシッド(JAL)、同走り高跳び5位の赤松諒一(西武プリンス)、10月の男子35キロ競歩で世界記録を樹立した川野将虎(旭化成)を選出。新人賞は800メートルでともに日本新記録をマークした男子の落合晃(滋賀学園高)、女子の久保凜(東大阪大敬愛高)が輝いた。