瀬戸内海に面した下瀬美術館(広島県大竹市)は3日、「世界で最も美しい」建築を表彰するフランスの建築賞「ベルサイユ賞」の美術館・博物館部門で、最優秀賞に選ばれたと発表した。
空港やホテルなどの部門に加え、美術館・博物館部門が今年新設。同美術館は、中国・成都のA4アートミュージアムやエジプト・カイロ近郊の大エジプト博物館などと共にノミネートされていた。
下瀬美術館は、広島市の建材メーカーの創業者らが収集したエミール・ガレのガラス作品や西洋近代絵画などを収蔵・展示する施設として2023年に開館した。
米プリツカー賞を受賞するなど世界的に活躍する建築家坂茂さんが設計した。