【パリ共同】パリ五輪開幕まで26日で1カ月となり、現地は1世紀ぶりの祭典へカウントダウンが始まった。25日はパリ中心部のエッフェル塔下のビーチバレー会場と隣の柔道・レスリング会場が報道陣に公開され、既に90%の工事が終了したという仮設会場は準備の仕上げ段階に入った。
パリ大会は観光名所を最大限活用する会場計画で、ビーチバレー会場も目玉の一つ。観客席の目の前には五輪マークが設置されたエッフェル塔がそびえ立ち、美しいパリの街並みも目に入る。競技用の砂も敷き詰められた。柔道とレスリングの会場は畳やマットの土台がつくられ、会場内のラウンジからはエッフェル塔も見える。