クリスマスを前に、ケーキや贈答用となるイチゴの収穫作業が始まった。伊達市霊山町の農業法人「松葉園」では、大橋松太郎さん(40)、由貴子さん(38)夫婦が赤く色づいた実を一つずつ丁寧に摘み取っている。
大粒で甘みと酸味のバランスが取れた「とちおとめ」と、酸味が控えめで糖度が高い県オリジナル品種「ゆうやけベリー」を栽培。クリスマスに合わせて出荷できるようボイラーで温度管理しており、甘い香りが漂う中で収穫している。
「例年以上に大きくて甘いイチゴに仕上がった」と松太郎さん。収穫作業は来年6月まで続く。