きょうは日本の昔話。貴人の御所でサケが納豆よりも下の扱いをされた。その話を聞いたサケの父が逆上。魚や鳥が結集し、納豆に戦いを仕掛けることにする―。室町時代の学者一条兼良が書いたとも伝えられる、おとぎ草子「精進魚類物語」だ ▼「祇園林の鐘の声、聞けば諸行も無常なり」と始まる通り、「平家物語」のパロディーである。わらの中で昼寝していたところに魚らの蜂起を聞いた納豆は、野菜らに声をかけて、戦の準備に...
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