【9】諦める選択肢なかった パンダハウスを育てる会理事長・山本佳子

10/06 08:30

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生後3カ月ごろの長男と私。周りの協力で子育てしながら大学院生活を送ることができた

 大学院の合格通知後に妊娠が分かったが、進学を諦めるという選択肢はなかった。  小学校教諭を辞めたのは、大学院に進学するためであって、妊娠したからではない。「進学を諦めたら」といろんな人に言われたけど、私にとっては自然な選択だった。とはいえ、家族と離れて新潟県上越市で送る大学院生活はなかなかハードだった。  4月に入学したものの、出産と義母の看病も重なり、初年度は5月から1年間休学した。復学後は、...

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