【4】夜ごと集い、ルール作り パンダハウスを育てる会理事長・山本佳子

09/30 08:30

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パンダハウスの利用案内が書かれたパンフレット。これらの運営方法を決めるため、夜な夜なファミレスに集まり話し合った

 建物はできた。でも利用してもらうためのルールができていなかった。  パンダハウスを運営する上で、医療との連携は不可欠だ。入院中の子どもの病状によって、その家族が必要とするサポートが変わるからだ。患者の病状を把握している福島医大病院で利用者の受け付けをしてもらうことは、たっての希望だった。  医大病院の近くでハウスの建設が進むにつれ、そのうわさは病院関係者の耳に届いていたらしい。小児科の医師らに紹...

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