建物はできた。でも利用してもらうためのルールができていなかった。 パンダハウスを運営する上で、医療との連携は不可欠だ。入院中の子どもの病状によって、その家族が必要とするサポートが変わるからだ。患者の病状を把握している福島医大病院で利用者の受け付けをしてもらうことは、たっての希望だった。 医大病院の近くでハウスの建設が進むにつれ、そのうわさは病院関係者の耳に届いていたらしい。小児科の医師らに紹...
この記事は会員専用記事です
残り595文字(全文795文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。