【4】試合の時が一番無心に 都道府県対抗男子駅伝福島県監督・安西秀幸

05/20 08:30

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大学4年で箱根を制覇した。前の年に走れなかった悔しさもあり、死力を尽くして走り切った

 初の箱根駅伝は、大学1年生の時。寮の部屋の先輩の付き添いという形で帯同した。中から見ているにもかかわらず、完全にファン目線で雰囲気を味わっていた。  「みんなはこんな舞台で走っているんだな」と、チームの一員として中にいながらも、外から見ている感じ。この年、駒大は総合優勝して4連覇を果たしたが、チームの一人としてうれしいという感覚ではなく、「駒沢すごいな」と客観的な意識だった。  選手として初...

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