須賀川市庁舎、困難乗り越え再建 壊滅的な打撃、行政機能が分散

2021/05/11 15:00

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市の誇る須賀川松明あかしの大松明をイメージした「松明の塔」を設置し、災害対応拠点として整備した新庁舎

 東日本大震災では、本県内陸部の自治体も激しい揺れによる大きな被害があった。なかでも須賀川市は、当時の庁舎が壊滅的な打撃を受け、行政機能の分散を余儀なくされた。新庁舎での業務再開は2017(平成29)年5月のことで、実に6年の歳月を要した。「復興のシンボル」となった市庁舎再建の歩みを追った。  財源、人材不足に苦心  2011(平成23)年3月11日、須賀川市を最大震度6強の激しい揺れが襲った。行政...

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