被爆2世、染色体影響せず

2020/10/10 10:55

  • 有料記事

 広島・長崎での原爆投下後、妊娠して生まれてきた世代(被爆2世)において、がんやその他の疾患の増加(遺伝的な影響)は認められていません。今日はこれをもう少し具体的に説明したいと思います。  被爆2世の方の染色体異常については、これまで細かく検査が行われてきました。染色体とは、たくさんの遺伝情報のかたまりです。  どちらかの親が、原爆投下時に爆心地の近くで放射線を浴びた場合、その子どもに染色体異常がな...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line