30年保管後の法制化見えず 中間貯蔵、県は政府へ要望

2014/03/06 10:00

  • 有料記事

 中間貯蔵施設の整備計画で政府が目標に掲げる来年1月の搬入開始まで10カ月を切った。県や双葉郡8町村で建設受け入れの是非をめぐる議論は続いており、仮に地元が受け入れを判断しても、政府のもくろみ通りに計画が前進するか、見通しは全く立っていない。  県民にとって最大の懸念は、中間貯蔵施設で30年間保管した汚染廃棄物を持ち出せる先がなく、そのままなし崩しに最終処分場になりかねないことだ。石原伸晃環境相は...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line