【ニューヨーク共同】米国野球殿堂は8日、時代別で主に1980年以前に野球界に貢献した殿堂入りメンバーを発表し、ホワイトソックスで72年にア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた通算351本塁打の故ディック・アレン氏と、2年連続の首位打者を獲得した78年にナ・リーグMVPとなったデーブ・パーカー氏が選出された。
ドジャースなどで通算288勝を挙げた左腕で、初めて肘の靱帯再建手術を受けたことでも知られるトミー・ジョン氏は落選した。選出には16人の選考委員のうち12人の得票が必要だったが、7票にとどまった。