スターバックスコーヒージャパン(東京)は6日、2025年1月から順次、紙ストローの提供を取りやめ、植物などからつくるバイオプラスチック製に切り替えると発表した。時間が経過してもふやけないため、飲み心地が良いという。まずは沖縄県内の店舗で導入し、同3月以降、全国に広げる。
同社によると、導入するバイオプラスチック製は石油由来の資源に頼らず、植物油などを原料とし、海水や土壌中の微生物によって分解される。紙製よりも二酸化炭素(CO2)排出量を削減できることも利点だとしている。
スターバックスは、プラごみによる海洋汚染に対応するため、20年1月から紙ストローを導入していた。