【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比248・33ドル安の4万4765・71ドルで取引を終えた。米雇用統計の発表を6日に控える中、積極的な買い注文が手控えられ、持ち高調整を目的とした売り注文が優勢だった。
ダウ平均が4日に終値の最高値を更新した反動で、利益確定や高値警戒の売りも出やすかった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日ぶりに反落し、34・39ポイント安の1万9700・72だった。
個別銘柄では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、ITのセールスフォースの下落が目立った。化学・事務用品の3M(スリーエム)は買われた。