来年1月11、12の両日、JR双葉駅前で開かれる福島県双葉町の新春恒例行事「双葉町ダルマ市」などで販売される双葉ダルマ作りが最盛期を迎えている。JA福島さくら女性部協議会双葉支部ダルマ部会の会員8人がいわき市泉町の作業場でダルマの顔を描く仕上げ作業を進めている。
色は赤、青、緑、黄、白、黒、ピンクの7色。ダルマに太平洋を表す青の縁取りや、町の花のサクラ、町の鳥のキジの羽をモチーフに描いている。今月23日までに約1200個を仕上げるという。
石田恵美支部長(70)は「家内安全や健康、幸せを願いながら筆を入れている。ダルマ市でみんなに会えるのが楽しみ」と当日のにぎわいに思いをはせながら、筆を走らせている。