【4】上司の一声で路線変更 県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター副所長・鈴木賢二

09/02 15:00

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蔵を訪れ、杜氏さんたちといろいろな話をしている。酒造りに関わるようになって最初の2~3年は必死で勉強した

 「おまえなら酒嫌いって言わないよな」 県に採用され最初の約10年は食品化学科で酢やみその研究をしていたが、ある日の上司の一言から酒造りに携わるようになった。 1992(平成4)年、茨城県つくば市の食品総合研究所(現・農研機構食品研究部門)に研修に行った。そこで知り合った他県の研修生に聞くと、日本酒に携わっている人が多かった。福島は食品担当、醸造担当が明確に分かれていたが、他県では両方を知っている...

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