現在も続けている研究は、広野町の双葉層群の堆積物の中にある微小化石の採集だ。砂をふるいに掛けることで、これまでの方法では見つけることができなかった化石の破片などを探し出そうとしている。 集めた資料を統計的に処理すれば、当時生息していた生き物の種類を調べることができると考えている。まだ詳しい解析は進んでいないが、脊椎動物の化石の発見などにつながれば、地域振興や復興にも役立つと思う。 人間を含めた生...
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