最初の発掘作業で、目についたクビナガリュウの骨は取り出すことができた。しかし、背骨の部分などはまだ埋まったままだ。化石が出た崖の上には道路があるため、これ以上掘り進めるには補強工事が必要だった。発掘は、資金面で行き詰まってしまった。 発掘は国立科学博物館の小畠郁生さんらが支えてくれていたが、「博物館に予算はない」という。そこで、資金集めにつなげるため、小畠さんらはクビナガリュウ発見の成果を地質学...
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