JR東日本と須賀川市が整備を進めているJR須賀川駅の新駅舎について、来年1月26日から利用を開始する。駅の東西をつなぐ自由通路(愛称・あかりのみち)は新駅舎開業に先立ち同25日に開通し、現地でセレモニーを行う。大寺正晃市長が25日の定例記者会見で発表した。
駅舎と自由通路は、2022年8月から整備を進めてきたが、工事が順調に進んだことから、利用開始を予定より約2カ月前倒した。同社によると、新駅舎は鉄骨2階建てで、延べ床面積約520平方メートル。建物全体がガラス張りで、開放感のある明るい雰囲気を演出するほか、「須賀川の玄関口」として、歴史や地域性を生かした周辺との景観の調和を図るデザインとするという。
このほか、26年度の完成を目指して駅西口にロータリーを整備する。現駅舎の市コミュニティプラザや待合室、コンビニは当面の間利用可能。将来的には、コミュニティースペースや観光などの情報発信の施設として改修を予定しているという。