1等・前後賞合わせて10億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」が20日、全国で一斉に発売された。高額当せんが多い「大黒様の宝くじ」として知られている福島県いわき市の平一町目宝くじセンターには、販売開始前から30人以上の長い列ができた。
同日午前0時から並んだという山形県金山町の会社員佐藤泰浩さん(44)は「必ず10億円を当てたい」と語り、列の先頭で宝くじを購入していた。
年末ジャンボの当せん本数は1等(7億円)が23本、1等の前後賞(1億5千万円)が46本。1等・前後賞合わせて5千万円が当たる「年末ジャンボミニ」も同時発売された。ともに1枚300円。販売期間は12月21日まで。同31日に抽せんが行われる。