【ソウル共同】韓国の聯合ニュースによると、韓国航空業界トップの大韓航空は11日、同2位のアシアナ航空が発行する新株の購入代金を納入したと発表した。2020年に発表された統合手続きは完了することになった。
米国の競争当局が統合に異議を提起しなかったため、2社の統合に必要な14の国・地域の競争当局が全て承認したとみなされたという。
大韓航空はアシアナ航空を傘下に収めることになり、26年末までに再編を終える予定。
大韓航空は新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動制限で旅客が激減し業績が低迷。20年11月に統合計画を発表した。