薬物犯罪の取り締まりを担う福井や京都、兵庫など2府5県の警察や検察、厚生労働省など39機関が13日、大津市内で「近畿地区麻薬取締協議会」を開き、各機関の状況を情報交換したほか、連携強化を確認した。
各機関の幹部や捜査員ら約70人が参加。近畿厚生局麻薬取締部の谷口和久部長は冒頭のあいさつで「大麻グミなど新たな危険ドラッグも出現し、乱用を容易にする恐れがあり非常に危険な状態だ」と指摘。近年、薬物犯罪が複雑・巧妙化している状況に触れ、関係機関がさらに協力を進めていく必要性を強調した。
この日は薬物犯の手口分析や、捜査上の注意などに関しても活発な意見交換があった。