2025年大阪・関西万博:CommissariatとMURの相乗効果により、若者が万博の主人公

2024/12/03 10:01

  • General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
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Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
Job&OrientaでのイタリアGeneral Commissariatと大学・研究省(MUR)担当者
 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412030990-O1-pq58gDUR
大学・研究省(MUR)担当者

 
*大学とAfamが2025年大阪・関西万博のJob & Orientaのパネルに

【ローマ2024年12月3日ANSA=共同通信JBN】2日前のJob & Orienta開幕日に、2025年大阪・関西万博における大学・研究省(MUR)とイタリアGeneral Commissariatの相乗効果を集中的に説明するパネルが開催されました。これは、2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催される次回の万博への取り組み段階を掘り下げ、イタリアのイノベーションと研究が世界的な舞台でどのようにして主役となるかを見いだす貴重な機会になりました。

2023年7月にGeneral Commissariat がMUR、Crui(イタリア大学長会議)、Afam(美術・音楽・舞踊教育の教育団体)、CoPerと締結した枠組み合意には、国家再生・強靭化計画(NRRP、National Recovery and Resilience Plan)の目的に沿い、2025年大阪・関西万博へのイタリアの大学システム、芸術・音楽アカデミー、研究界の参加を促進・調整し、イタリアの学術・研究システムの国際化を強化することを目的とした数々の取り組みの完全なる実行が含まれます。

2025年大阪・関西万博のイタリア・副コミッショナーであるElena Sgarbi氏はべローナで、「美術、音楽、舞踊の大学および高等教育機関は、イタリアパビリオンで革新的なプログラムやプロジェクトを実施して2025年大阪・関西万博に積極的に参加します」と述べ、「この提案を主導する機関は、7つの大学機関と5つのAfam機関です。これらのプロジェクトは、専門家や学術界の参加により、イタリアの教育・研究システムの国際化を強化する芸術的・文化的価値を提示しています」語りました。

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は「ベルニーニ(Bernini)大臣の貴重なご尽力により実現したMURとの合意は、2025年大阪・関西万博という世界的な舞台において、イタリアの学術界の卓越性を、体系的かつ透明性のある包括的なアプローチを通じて日本および東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で際立たせることを目的としています」と述べ、「今回初めて、大学、アカデミー、音楽学校がCommissariatに加わり、2025年大阪・関西万博の準備に積極的に協力し、イタリアパビリオンの仕様や特性に沿って受け取った提案に適応するよう共同で取り組みます。このプロセスは、それぞれの貢献を高め、研究やビジネスの分野で新たな国際協力を促進し、日本やアジア太平洋地域からイタリアの学術機関への投資や人材を引き付けることを目標としています」と語っています。

べローナで開催されたJob & OrientaへのGeneral Commissariatの参加は、イタリアパビリオンのプロジェクトとして選ばれた大学、研究機関、Afam機関の代表者を集めた運営ワークショップに続くものです。大学、研究センター、Afam機関の提案は、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンで行われるワークショップやコンファレンスを含む展示やパフォーマンスに活力を与え、世界の人々にイタリアの科学・文化遺産に関する固有の視点を提供します。このプロジェクトには、イタリア全土の一流大学が参加しています。

大学や研究センターからの7つの提案が採用されましたが、その多くは、提携する決定をした大学コンソーシアムから提案の共同プロジェクトです。そうしたプロジェクトの例は以下の通りです:

エミリア・ロマーニャ州の大学(フェラーラ大学、ボローニャ大学、パルマ大学、モデナ・レッジョ・エミリア大学)のプロジェクトや、NRRPの資金助成を受けたNational Research Centres(INARC)のプロジェクト、 ローマ・サピエンツァ大学、ナポリ東洋大学、フィレンツェ大学、ミラノ大学と連携したベネツィア・カフォスカリ大学のプロジェクト、ミラノの4大学(ミラノ・ビコッカ大学、ミラノ大学、ミラノ工科大学、ボッコーニ商科大学)のプロジェクト、マルケ州、ウンブリア州、アブルッツォ州、モリーゼ州の9つの研究センター(ウルビーノ大学、Gran Sasso Science Institute、カメリーノ大学、マチェラータ大学、モリーゼ大学、ペルージャ大学、テラモ大学、ラクイラ大学、マルケ工科大学)が参加するプロジェクト、トリノ工科大学のプロジェクト、トスカーナ州の大学(フィレンツェ大学、Scuola Superiore Sant’Anna、ピサ大学、シエナ大学、Scuola Normale Superiore、シエナ外国人大学)とイタリア学術会議(National Research Council)のプロジェクト

さらに、5つのAfamプロジェクトも選ばれました。1つは、Venice Conservatory(ヴェネツィア音楽学校)がコーディネートして、イタリアの30の音楽学校が参加するもので、もう1つは、Academy of Romeをリーダーとする12の国立芸術アカデミーと4つのIsia(Politecnico Accademia di Bergamo、Accademia di Bologna、Accademia di Brera、Academy of Florence、Academy of Frosinone、Academy of Genoa、Academy of Lecce、Academy of Naples、Academy of Palermo、Academy of Ravenna、Academy of Turin、そしてローマ、フィレンツェ、ペスカーラ、ファエンツァのISIA)が参加するプロジェクト、Poliarte、Academy of Urbino、ペサロならびにフェルモ音楽学校、ウルビーノ大学が提案のプロジェクト、Italian Institute of Design of Perugiaとボローニャ大学がノチェラ・テリネーゼ音楽学校と共に提案のプロジェクト、そしてState Conservatory of Music of Ribera-Agrigentoのプロジェクトです。

イタリア全土から集まり、選出されたプロジェクトは科学技術革新から文化遺産、美術から音楽に至るまで、研究部門の多様性と質の高さを表してイタリアの地方の特性を反映しています。それはワークショップ、セミナー、会議、講演だけでなく、コンサートやファッションショーなどの展示やパフォーマンスのイベントにも活力を与え、海外の一般の人々や他国の同部門の専門家や研究者に、イタリアの遺産や科学と文化の価値についてのユニークな視点を提供しています。

ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

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