水原被告への量刑来年に 米地裁、精神鑑定で遅延

11/28 11:30

 水原一平被告

 【ニューヨーク共同】米西部カリフォルニア州の連邦地裁は27日、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の量刑言い渡しの期日を12月20日から来年1月24日に延期すると決定した。

 弁護側が今月26日、水原被告のギャンブル依存症に関する精神科医の鑑定結果が出ていないとして延期を申し立てた。

 裁判資料によると、水原被告は違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すため、大谷選手の口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、胴元側に不正に送金した。水原被告は連邦地検との司法取引に応じ、罪を認めている。

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