任期満了に伴う鹿児島市長選は24日投開票され、現職下鶴隆央氏(44)が、元市議の新人桂田美智子氏(71)=共産推薦=を破り、再選を果たした。いずれも無所属。人口減少対策など現市政への評価が争点となった。投票率は27・21%で、前回を10・95ポイント下回った。
下鶴氏は市内の事務所で支援者に「人口減少を乗り越え、豊かな誇れる故郷をつくると訴えてきた。市を前に進めることを誓う」と強調した。選挙戦を通じ、待機児童解消など1期目に取り組んだ子育て支援策をアピール。200以上の団体から推薦を受けた。
桂田氏は4度目の挑戦となった。福祉の向上を主張したが及ばなかった。