「核のごみ」最終処分、港町に波紋...文献調査受け入れの佐賀・玄海町

11/30 09:30

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玄海町北部の岬に立地する玄海原発。2基が稼働し使用済み核燃料が増え続けている=28日午後

 国民の関心を喚起する一石に―。原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を最終処分する候補地選定を巡り、原発立地自治体で初めて第1段階の文献調査に応じた佐賀県玄海町。雄大な玄界灘に面した静かな港町の決断は、原子力政策の懸案解決に資すると注目される一方、住民への説明が不十分との反発もあり、隣接自治体を含め地域分断を招く懸念もはらむ。本県の除染で出た土壌の県外最終処分の実現に向けても鍵となる理解醸...

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