神戸市出身のシンガー・ソングライター平松愛理さん(60)が11日、神戸市内で記者会見し、阪神大震災の発生から30年となる来年1月17日に、5年ぶりとなる復興支援ライブを実施すると発表した。平松さんは「ふるさとが被災した皆さんに、語り部になってほしいと歌で伝えたい」と話す。
収益金は震災遺児らの支援施設などに寄付する。場所は「神戸煉瓦倉庫K―wave」。
平松さんは1997年から支援ライブ「KOBE MEETING」を続けた。2020年1月のライブを区切りとしていたが「30年の節目にもう一度、震災を知らない方に伝えるきっかけとなるライブをやらないといけない」と実施を決めた。