自転車を酒気帯び運転したとして、警視庁が道交法違反の疑いで、東京都江東区に住む無職の40代男を現行犯逮捕していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、「(飲酒して)運転しても事故は起こさないと安易に考えてしまった」と話している。
逮捕容疑は4日午後7時半ごろ、台東区駒形1丁目の車道で自転車を酒気帯び運転した疑い。
停車中のタクシーに衝突後、逃走しようとしたためタクシーの運転手が110番した。男の呼気から基準値の7倍超のアルコールが検出された。
改正道交法が11月に施行され、自転車走行中の酒気帯びに罰則が新設された。