【台北共同】台湾外交部(外務省)は11日、中国軍が南西諸島とフィリピンを結ぶ第1列島線地域で多数の艦船を展開するなどして地域の緊張を高めていると批判し「軍事的どう喝と、平和と安定を害する非理性的行為」を停止するよう要求した。
台湾外交部は艦船の大規模展開や軍用機による台湾周辺でのかく乱活動は国際運航を妨害していると主張。国際社会に対し、平和と安定を共に守るよう呼びかけた。
台湾国防部(国防省)は11日、中国の軍用機延べ53機が同日午前6時(日本時間同7時)までの24時間に台湾周辺で活動したと発表した。