日本陸連は10日の理事会で、個人活動を支援するための強化競技者規程に、対象の国際競技会で3位以内の選手が強化費を年度内で2千万円を上限に使用できる「プラチナアスリート」枠を新設した。パリ五輪女子やり投げ覇者の北口榛花が該当する。
従来は対象競技会で8位以内の「ゴールド」と、設定基準などを満たした「シルバー」のみだったが格付けを増やした。ゴールドは上限が150万円から400万円に引き上げられ、シルバーは100万円を維持。来年9月の世界選手権東京大会も対象競技会となる。
来年の主要大会で世界選手権のトラック、フィールド種目の代表選考会を兼ねた日本選手権は7月4~6日に行われる。