人気ラーメン店「一風堂」は3日、キリンホールディングスが開発した微弱な電気で塩味やうま味を強める「エレキソルト スプーン」をれんげの代わりに使うことで、塩分を30%減らしたラーメンを限定発売すると発表した。東京都の「一風堂 浜松町スタンド」で12月13~14日と21~22日の計4日間、予約者に提供する。
スプーンは微弱な電気で口内のナトリウムイオンを舌付近に集め、味わいを強く感じさせる。一風堂が提供するのは定番のとんこつラーメン「白丸元味」のスープを減塩した商品で、物足りない味わいにならないよう、うま味やコクを調整。スプーンを使うと通常商品と同じような味が感じられるという。